月に乗った犬(猫)のオーナメントを作ってみよう

先日開催されていた、彫刻家3人展 ケモノと夏の夜で、はしもとみおさんの木彫りワークショップ、月に乗った犬のオーナメントと、月に乗った猫のオーナメントに挑戦するワークショップがありました。

手習い帖ショップでも、月のオーナメントの彫刻材を新たに取扱い始めましたので、ワークショップに参加できなかった方のために、大まかですがワークショップ中に撮影した写真をもとに、作り方をご紹介したいと思います。

上の彫刻材が、ワークショップで用意されている彫刻材です。材料はバンドソーで切り出しています。糸鋸があれば少々大変かもしれませんが、ご自身でも用意できるかと思います。写真は犬を彫っていますが、猫でも同様にできます。

まず、彫刻材の表面と裏面に鉛筆でラフスケッチをします。表面には正面から見た姿、裏面には後ろから見た姿を描きます。ここで丁寧に描く必要なまったくありません。

次に、月になる部分を薄くします。はじめの材料の半分くらいの厚みになるように鉛筆でラインを描いて、その線に沿ってのこぎりで切り落としていきます。赤くマークされている部分が切り落とす部分です。しっぽや後ろ足の形によって、横に飛び出していたりすると切り落とす部分が変わるので、気を付けてください。

月に乗った動物の部分はまだ四角いまま残して、切り落とします。ここで力をかけすぎると木材が割れますので、慎重にカットしてください。楠材の場合、のこぎりが真直ぐに入っていれば、さほど力を入れないでもサクサク切れるはずです。

のこぎりで材料をカットした後は、月の角を彫刻刀で落としていきます。上の写真が月の部分の彫りをほぼ終えた状態ですので、参考にしてください。

ちなみに、左の材料はのこぎりでカット中に割れる事故が発生したものです。こうなってしまった場合、もう一度作りなおすか、いっそのこと割れたまま進めて後で木工ボンドで接着して完成させても良いです。

月の部分が彫り上がったら、犬の彫りに取り掛かります。犬の場合、マズル部分が飛び出るように(犬種にもよりますが)、のこぎりと彫刻刀で大まかに顔の部分を作ります。犬の彫りに集中していると、つい力が入って月の部分が折れたりするので、十分気を付けてください。

月と、月に乗った犬の彫りも完成しました!

彩色はドライブラシの技法で絵具に水を付けず薄く塗っていきます。絵具をべっとり塗ると、木彫りらしさが失われてしまいます。

こちらが完成写真です!

これは、はしもとみおさんがワークショップの時間に参加された皆さんに指導しながら、ご自身が見本として一緒に彫った作品です。

すごすぎですね。

というわけで、ぜひ、みなさんも挑戦してみてください!

完成作品の写真もお待ちしております~

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