はしもとみお著 はじめての木彫り彫刻手習い帖の発売日から今日でちょうど一年が経ちました。
彫刻家はしもとみおさんは、ほぼすべての立体彫刻には楠(クスノキ)の木を使われています。手習い帖の彫り方の手順の撮影はgallery kissaで行いましたが、本の完成を記念して楠の苗を購入し、ギャラリー屋上に植えました。1年前に植えたての苗はこんな感じです。
それから、1年経った今ですが、こんな立派に育ちました。楠はすぐに巨木になるということで、庭木には嫌われていたりもするらしいですが、なかなかすごい成長ぶりです。
幹の一番太い部分は、竹のように青々しています。まだまだ、これから伸びますよ、という雰囲気いっぱいです。これからも成長が楽しみです。毎日少しずつですが、土と太陽と空気から栄養を得て、すくすく育つ木は本当にすごいと思いました。
日本での本の発売は、1年ですが、お隣の韓国でも翻訳版が少し前に発売されました。もうすぐ台湾でも翻訳版が発売されるそうです。海外にも動物木彫りのファンが増えてくると嬉しいです。そして海外からも作品投稿いただける日が近く来るのでしょうか。
手習い帖サイトのブログに随時投稿いただいた作品を掲載させていただいています。1年で沢山の作品を投稿いただきました。本当に素敵な彫刻ばかりで、いつも楽しみにしています。はしもとみおさんのお言葉のように、とにかく「失敗をおそれず、挑戦してください」。そして、ぜひ完成の際には写真を送ってください。これからも、沢山の作品の投稿をお待ちしています。
そして、なんと、今月発売の雑誌 Shi-Ba(シーバ) 2016年 11 月号に、はしもとみおさんの「木彫り柴犬を作ろう」という木彫り挑戦コラムがあります。人気で要望の多い、柴犬の彫刻の彫り方が、ついに載りました。永久保存版として、ぜひ購入いただき、柴犬の彫刻に挑戦してみてください!
これからも、はじめての木彫り彫刻手習い帖をどうぞよろしくお願いします。
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